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にきび

にきびは皮脂が多く分泌される部位(おでこ、頬など)にできやすく、毛穴がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こす疾患です。一昔前は「にきびは青春のシンボル」などと言われ放置してしまうケースも多かったようですが、にきびが重症化し長引くと凹んだニキビ痕が残ってしまうことが多く早めの治療が大切です。


 原因

にきびの原因菌であるアクネ菌は、毛穴にたまった皮脂を栄養にして増えていき、炎症を起こしてしまいます。この菌は人間の皮膚の毛穴に住んでいる常在菌なので、皮膚がのコンディションによって誰にでもできる可能性があります。

にきびができやすくなる要因としては、思春期ではホルモンの増加による皮脂分泌の亢進、生活習慣の乱れ、ストレスなどが挙げられます。女性の方で多いのは、生理前などのホルモンの変動、毎日の化粧や誤ったスキンケア習慣などです。


 治療

◆抗生物質外用、必要に応じて内服

 ダラシンTゲル®、アクアチムクリーム®、ゼビアックスローション®などのニキビ菌の殺菌効果がある抗酸化物質の塗り薬を処方します。症状の程度により飲み薬も処方することがあります。

◆アダパレン(ディフェリンゲル®)

 アダパレンは皮膚のターンオーバーを促進し、さらに皮脂腺を抑制する作用のある薬の成分で、日本ではディフェリンゲル®︎という名前の塗り薬です。アダパレンの作用により、皮脂の分泌が抑えられ、毛穴を塞いででいた余分な角質も取り払われていくので、ニキビの初期段階であるぷつぷつとした白ニキビ自体ができづらくなっていきます。非常に有効な薬剤なのですが、副作用として、数週間の皮膚の赤みやヒリヒリ感、乾燥、細かい皮剥けなど皮膚炎症状を認めることが多く、薬をうまくコントロールしていかに長い期間使用し続けられるかが大事になります。

◆過酸化ベンゾイル(BPO:ベピオゲル®)

ベピオゲル®︎という塗り薬で、過酸化ベンゾイル(BPO)の殺菌作用と角質剥離作用により炎症を起こして赤くなったり化膿したりしているニキビに特に効果的です。抗生物質のように長期に使用し続けるとアクネ菌が薬に対して抵抗力をつけてしまう耐性の問題がほとんどありません。アダパレンと同様に副作用として皮膚炎症状を認めやすいので、うまくコントロールして使用することが必要です。

◆アダパレン・BPO混合薬(エピデュオゲル®)

エピデュオゲル®︎はアダパレンのターンオーバー促進・皮脂腺抑制作用とBPOの殺菌作用により、炎症を起こして赤くなったり化膿しているニキビに有効なばかりでなく、ニキビの初期段階である白ニキビの新生も抑える効果があります。非常に効果的な薬剤ですが、やはり副作用の皮膚炎が起こりやすいため、うまくコントロールしながら使用することが大切です。

◆BPO・抗生物質(クリンダマイシン)混合薬(デュアック配合ゲル®)

BPOとアクネ菌に有効な抗生物質であるクリンダマイシンの混合薬で、Wの殺菌作用により、炎症性ニキビを改善させます。赤く炎症を起こしたり化膿しているニキビが多い場合は特に効果的です。

◆ビタミン剤内服

ビタミンBとCを内服し、皮膚のコンディションを整えたり、ニキビ痕の色素沈着を改善します。

◆漢方

西洋医学では「病気」を治療の対象としているので、対症療法となる場合も多いのですが、漢方は病気の元となっている「人」の体調そのものの改善を図るため予防医学的な治療といえます。化膿を繰り返すニキビに対しては十味敗毒湯などを処方します。


 

 img_5c7b857894b59当院では、女性医師がニキビになりづらいスキンケア習慣などについても合わせてアドバイスを行なっていきます。保険診療でなかなか改善しない場合は、ご希望により自費診療についてもご提案させていただくことが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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