ホクロ除去
ホクロ(母斑細胞母斑)とは
ホクロ(母斑細胞母斑)は、メラニン色素を産生するメラニン細胞が変化した「母斑細胞(ぼはんさいぼう)」の増殖による皮膚良性腫瘍の一種です。
治療方法 高周波(RF)電気分解法
当院では厚生労働省から認可を受けた高周波(RF)電気治療器による治療を行っています。
◆痛みに配慮した施術
当院では局所麻酔に極細針を使用します。さらに注射の前にアイスパックによる皮膚の冷却処置を行い、注射時の痛みを極力和らげるように配慮しております。
局所麻酔がしっかり効いていることを確認してから照射を行いますので、照射中の痛みはほとんどありません。
◆照射後は専用のテープを貼って終了、アフターケアの指導もしっかり
治療後のアフターケアは傷あとがきれいに落ち着くかどうかを左右します。アフターケアもしっかりと指導しますのでご安心ください。
初めての方:治療までの流れ
カウンセリング・診察
- 女性医師が肌を診察します。
- 施術に関する説明から施術後の注意事項など、分かりやすく丁寧に説明します。
上:施術前 下:傷の治癒直後(施術後3週間)
赤みはこの時点がピークです。
この後、数か月かけて肌色になじんでいきます。
症例2
赤み・色素沈着は3か月の時点でかなり淡くなっています。この後半年~1年ほどかけてほとんど消退していきます。
症例3
1か月後の状態ですので赤み・色素沈着がピークですがここからゆっくりと肌色に馴染んでいきます
●施術概要
痛み |
局所麻酔には極細針を使用します。また注射の前にアイスパックによる皮膚の冷却処置を行い、注射時の痛みを極力低減します。 局所麻酔がしっかり効いていることを確認してから照射を行いますので、照射中の痛みはほとんどありません。 施術後も痛み止めをお渡ししますのでご安心ください。 |
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ダウンタイム・起こりうる副作用 |
直後は陥凹した傷になりますが3週間ほどかけて創部が治癒します(この間軟膏・テープのアフターケアを継続していただきます)。 赤み・色素沈着は顔面で1~2年ほど、体で2~5年ほどかけて消退していきます。 ケロイドになることがあります 陥凹が残ることがあります 白く色が抜けることがあります
※跡形もなく消えるわけではなく、白い傷痕に置き換わります。凹みが多少残ることがあります。 |
メイク | 施術部位へのメイクは傷が治るまで(通常3~4週間程度)はお控えください。傷が治癒したらテープは終了していただき傷跡に直接ファンデーションなどメイクをしていただいて結構です(ただし数か月間は強い摩擦はお控えください)。 |
入浴・シャワー・生活 |
当日より可能ですが、長時間の入浴や熱いシャワーを照射部位に直接当てることはお控えください。施術後当日は運動はお控えください。 傷が治癒してテープを終了された際は、傷跡の赤みが落ち着くまで紫外線対策を厳重に行ってください。 |
料金表(税込み)
※麻酔代・アフターケアセット代込
※診察料無料
3mmまで |
22,000円 |
以降+1mm毎に |
+5,500円
※以下は大きさによる料金例です 【例1】4mm 27,500円 【例2】5mm 33,000円 |
※1個あたりの料金です
多発 ホクロ | |
3個 | 59,400円 |
5個 | 88,000円 |
8個 | 114,400円 |
10個 | 121,000円 |
※大きさに関わらずご希望のホクロが複数ある方のまとめ料金です。
※1回で除去できる大きさは原則5mm程度となります。
※大きさ・状態によっては治療適応外となることがあります。
※以下の方は施術を原則受けられません。
妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質、易出血状態、免疫不全状態、キシロカインアレルギーの既往がある方、過去1か月以内に日焼け、その他、診察の結果、施術が困難な場合があります。
※施術前に日焼けをしていると色素沈着を起こすリスクが高くなります。そのため施術を行う事ができません。
施術の前後1か月間は絶対に日焼けをしないように注意して下さい。直射日光に、1時間以上浴びている方(日焼けサロンも×)は施術できません。
日焼け止めの塗布の有無にかかわらず施術をご検討の方は施術の前後1か月間は日焼けを起こす恐れのあるイベントを徹底的に避けてください(屋外スポーツ、屋外レジャー、屋外イベント、屋外での仕事、屋外での部活動、日焼けサロン等)。これらに該当される方は施術を行うことができません。
※トレチノイン、レチノールなどのレチノイド製剤や化粧品を外用中の方は肌が強い方は最低3日、肌の弱い方や敏感肌の方・赤味の出やすい方は最低1週間は施術までの間、外用を中止てください。
詳しくは診察をお受けください。
<ホクロ除去 御予約についての注意事項>
※除去を御希望の方の診察を行っています。除去は希望しないが診察のみ希望という方は最寄りの皮膚科を受診してください。
※原則保険適用外となります
※ホクロの状態によっては、当院での施術が難しい場合があります。
※胸骨・肩甲骨・恥骨・肘頭・膝蓋骨・腰骨付近は施術後の傷跡がケロイドになりやすいため施術をおススメしません。
※未成年者ではケロイドのリスクが特に高いため施術をおすすめしません。
※顔のホクロのうち、鼻下・顎・フェイスラインはケロイドのリスクが高いため、もともと平坦であまり目立たないものは施術をおすすめしません。
※顔のホクロのうち、おでこ・鼻・頬の内側は凹みがのこりやすい部位のため、もともと平坦であまり目立たないものは施術をおすすめしません。
※青色がかかったホクロ等は皮膚底面まで病変が及んでいるため丸ごと切除する必要があり、縫合が必要になります。施術のネット予約は出来ません。お電話か公式ラインでご相談ください。
※足の裏のホクロは他院皮膚科専門医により「悪性の可能性は乏しい」と判断された場合に限り受診が可能です。その際は当院指定の紹介状が必要です。悪性の可能性が少なからずあると判断された場合は総合病院での拡大切除を要するため当院での加療はできません。足裏は高周波電気分解法の適応にはなりませんので切除縫合手術となります(メスで切り取って縫い閉じる手術)。ネット予約はできません。まずは診察からとなり手術は原則、後日となります。
※1年未満に出来たホクロで明らかに増大傾向のあるものは他院皮膚科専門医により「悪性の可能性は乏しい」と判断された場合に限り受診が可能です(紹介状は不要ですが診察の際に受診された皮膚科医療機関名などをお伺いすることがあります)。悪性の可能性が少なからずあるとの御判断の場合は総合病院での拡大切除を要するため当院での加療はできません。
※18歳未満の方へ:保険適用のあるものに限って治療を行います。美容目的での加療は当院では行っておりません。ご相談の際は保護者様の同席が必須となります。
増大傾向に乏しいもの・小さく平らなものなどは保険適用外となりますが、詳細は診察によっての判断となります。
※当院自費治療で通院歴のある男性の方へ:イボを含め男性器に関する治療は一切行っておりませんのでご了承ください。
女性医師が診察から施術まで担当します。まずはお気軽に御相談ください。
※美容皮膚科・自費診療受診の際の注意事項(必ずお読みください)※