【ピコレーザー】ピコトーニング
頭髪内・眉毛内・瞼の際近くへの照射は行っておりません。
ピコトーニングとは、ピコレーザーを低出力でシャワーのように照射することにより、メラニンを少しずつ分解・減らしていく施術です。根治が難しい肝斑やくすみに対する軽減療法として行う治療です。
【効果】
くすみ・肝斑の軽減コントロール(効果は一時的です。くすみ・肝斑は根治が難しいです)
※老人性色素斑やソバカスはトーニングでは根治は難しいのでお勧めしておりません。ピコスポットでご案内しています。
こんな方にオススメ
- くすみ・肝斑が気になる
- スポット照射の適応となりづらい薄いシミやぼやけたシミが多い
肝斑とピコトーニング
肝斑は細胞老化とホルモンバランス変動により肌細胞が慢性的に炎症状態にありメラニンを作りやすい状態にあります。よって肝斑に普通のシミと同じように強いレーザーを当てると、炎症が悪化し、かえって濃くなってしまいます。ピコトーニングは肝斑の細胞を刺激しない程度に低出力に照射して上層のメラニンを少しずつ分解します。低出力で少しずつ地道にメラニンを分解していかなければならないため、効果の実感までに1ヶ月毎に5回以上かかることも多く、改善までに時間がかかります。
※肝斑の方はトラネキサム酸の内服治療が基本となります(照射単独では悪化のリスクが高くなります)。
肝斑
ピコレーザーの特徴
①従来のQスイッチレーザーの照射時間がナノ秒(十億分の一秒)単位であるのに対し、ピコレーザーは一兆分の一秒単位(ピコ秒)。これにより正常皮膚に対するダメージを極限まで小さくすることができ、メラニン色素を選択的に破壊することが可能となりました。
②Qスイッチレーザーの作用は主に熱作用であったのに対し、ピコレーザーでは主に光音響による衝撃波の作用によりメラニン色素を破壊するため、従来のQスイッチレーザーに比べ施術中の疼痛や熱傷(やけど)、施術後の炎症後色素沈着のリスクが軽減されました。
厚生労働省から承認を受けたピコレーザーを使用
当院では厚生労働省から承認を受けた世界最短パルスを誇る「ピコウェイ」を使用します。
初めての方:
カウンセリング・診察
- 女性医師が肌を診察します。
- 施術に関する説明から施術後の注意事項など、分かりやすく丁寧に説明します。
治療当日の流れ
■洗顔ブースでメイクを落として洗顔していただきます。
■患者様の目はアイマスクのようなもので保護します。
■低出力のレーザーをお肌全体にまんべんなく丁寧に照射していきます。パチパチとした刺激がありますが強い痛みではありません。
■施術後はテープ保護は不要、メイクをしてお帰り頂けます。
症例紹介
●施術概要
痛み |
パチパチとした弾かれるような刺激がありますが、強いお痛みではありません。 |
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ダウンタイム・起こりうる副作用 |
施術後直後は赤み、ひりつき、灼熱感・ほてり感を認めることがありますが、通常数時間~数日で自然消退します。ショット部位は軽度の痂皮ができることがありますが通常は1-2週間ほどで自然に消退します。 照射後1か月頃より一過性の炎症後色素沈着(一時的にシミが濃くなること)や白斑を認めることがありますが6か月ほどかけて自然消退します。 |
メイク | 照射直後から可能ですが、強い摩擦はお控えください。 |
入浴・シャワー・その他生活 | 当日より可能ですが、長時間の入浴や熱いシャワーを照射部位に直接当てることはお控えください。照射前後1か月間は紫外線対策を厳重にしてください。 |
よくある質問
Q.1回の治療でキレイになりますか?回数がかかる場合の期間と回数の目安はどうなりますか?
A.肝斑やクスミを改善するレーザー治療は1度に強い治療を行うと悪化してしまうため、回数をかけて低出力で少しずつメラニンを減らしていく必要があります。1か月に1度、5回以上継続していただくと効果を実感していただきやすくなります。8~10回ほど継続していただくことで少しずつ改善していくものです。
連続で10回継続したらその後は白斑リスクが高くなるため、3か月はお休みしていただきます。
Q.副作用はありますか?
A.施術後直後は軽度の赤み、ひりつきを認めることがありますが通常は数時間~数日で自然に消退します。また1種間程度の肌荒れを認めることがあります。
おススメの併用治療
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メソナ-J(メソポレーション)
- 肝斑・くすみを改善する有効成分 トラネキサム酸とビタミンCを電気パルスにより肌の奥深くに浸透・導入
- 施術後の鎮静効果としても最適
- 痛くない治療なので眠ってしまうほど
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内服薬
肝斑は慢性炎症による色素沈着の要素が強く、「極力こすらない」「紫外線を避ける」等ことを徹底していただき、トラネキサム酸とビタミン剤の内服で肌の炎症そのものの改善をはかることが治療の中心となります(レーザートーニング単独では肝斑が悪化するリスクが高いです)。トラネキサム酸は炎症による色素沈着を抑制し、肝斑への有効性が医学的に検証されております。ビタミン剤は肌の代謝を整え、肌の炎症を予防し、色素沈着を改善する効果がありますので、肝斑の特効薬であるトラネキサム酸と合わせて内服することで相乗効果をはかります。
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内服セット
【起こりうる副作用】体に合わない場合は内服を中止してください。
吐き気・嘔吐・下痢・アレルギー・稀に血栓症
※以下に該当される方は服用できません
未成年・妊娠中・授乳中・臓器不全・心筋梗塞・脳梗塞・その他血栓症を起こした既往がある方、高血圧・高脂血症など血栓リスクがある方・65才以上の方・トロンビン(血液を固まりやすくする薬)内服中の方・本剤にアレルギーのある方
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ドクターズコスメ
肌状態に合わせてご提案が可能です☆お気軽にスタッフにお声がけください☆
料金表
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ピコトーニング
治療メニュー
税込料金
顔全体
25,300円
頬のみ
20,900円
同日複数施術割引制度(カスタム割)
・・・2種類で5%オフ、3種類以上で10%オフ
※脱毛は対象外
物販施術同日割引制度
・・・全品施術同日の内服薬・化粧品・サプリメント等全品5%オフ
※以下の方は施術を原則受けられません。
- 過去1か月以内に施術部位にヒアルロン酸・ボトックスなどの注入治療または糸リフトを受けた方。
- 過去にFGF及びアクアミドなどの非吸収性フィラーの注入を受けられた方は施術ができません。
- 過去1年以内にゴウリ及びジュベルック、エランセなどの長期持続型吸収剤を注入されている方。
- 3か月以内の日焼け
- 施術後3か月以内の日焼けの予定
- 妊娠または授乳中の方
- 光線過敏症(日光に対するアレルギー及び光線過敏を引き起こす薬剤を使用中)
- てんかんの既往
- 金の糸など金属製剤が皮膚表面に埋入されている方
- 金製剤の使用歴がある方(金製剤は、抗リウマチ薬の一種です)
- 全身状態のすぐれない方
- ケロイド体質
- アレルギー体質
- 免疫低下状態及びステロイドやタクロリムスなどの免疫抑制剤を内服されている方
- 照射部位に炎症or傷or感染症or前がん病変orがんを疑う病変orあざor入れ墨orアートメイクがある
- その他、診察の結果、施術が困難な場合があります。
※トレチノイン、レチノールなどのレチノイド製剤や化粧品を外用中の方は肌が強い方は最低3日、肌の弱い方や敏感肌の方・赤味の出やすい方は最低1週間は施術までの間、外用を中止てください。
詳しくは診察をお受けください。
イソトレチノイン製剤内服中の方は内服終了から3か月経過していないと施術ができません。