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BBLが効くシミ・効かないシミ

[2019.08.31]

久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、今回は当院で不動の人気No.1施術「BBLシミ治療」で「取れるシミ」「取れないシミ」について語っていきたいと思います。

BBLはレーザーのような単一な波長では無く、様々な波長を組み合わせた光治療機の一つです。

シミの種類によって効果の有無にずいぶん違いがあります。どんなシミでも取れる万能な治療というものは現在の医療では残念ながら存在しません。

下記に示します。

 

BBLがよく効くシミ:表皮にある炎症を伴わないシミ

  1. 日光黒子(いわゆる紫外線によるシミ) 境界がくっきりしている茶色いシミで顔のどこにでもできる
  2. 雀卵斑(いわゆる若いころからあるそばかす) 境界がくっきりしている小さな茶色いシミ 頬や鼻に多い

BBLが効かないシミ:真皮とよばれる本来色素が存在しないはずの皮膚の深い部分へ色素沈着を起こしているタイプのシミ

  1.  ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) 30代頃より発生する「茶アザ」で両頬に生じやすい薄い墨汁をぽたぽたたらしたような斑点のような灰色がかったシミ
  2.  扁平母斑(生まれつきまたは若年時から出現する茶アザ) カフェオレスポットとよばれる薄茶い色のシミのような病変
  3.  太田母斑(生まれつきまたは若年時から出現する灰色っぽいアザ) 
  4.  外傷性刺青(ケガによってアスファルトなどが真皮に沈着してしまった状態)
  5.  重度の炎症後色素沈着  炎症が強く慢性化し色素沈着が真皮へ落ち込んでしまったもの
  6.  重度の肝斑 炎症が強く慢性化し色素沈着が真皮へ落ち込んでしまったもの

BBLで悪化する可能性があるシミ:炎症を伴うシミ、紫外線で悪化する性質をもつシミ

  1.  肝斑(ただしトラネキサム酸の内服と肌に極力刺激を加えないスキンケアの徹底をした上でのマイルドな照射では改善の余地あり)
  2.  炎症後色素沈着(ただし炎症が完全に消退してから数か月が経過し色素沈着のみが残存している場合は改善の余地あり)
  3.  扁平母斑

 

また部位ごとにも違いがありますので下記に示します。

 

BBLが効きやすい部位:顔面 

BBLが効きにくい部位:手の甲・下腿・足背など常に摩擦をうけやすく色素沈着を起こしやすい部位

 

このように一言に「シミ」と言っても多くの種類があり、深さ・炎症の有無など様々な特徴があるため、治療への反応性は様々です。また実は患者様の性格や生活習慣にも治療後の効果は大きく影響されます。「日焼け止めさえ塗っておけば大丈夫でしょ~」と日傘など物理的に遮光はせずに普通に紫外線を浴びてしまっている方、ついつい毎日こってりメイクをして毎日クレンジング剤を使用したり、化粧水からはじまり乳液・クリームさらには美容液を何種類もつけている方、コットンでメイクをふき取ったり化粧水をコットンでたたきこむようにまたはこすりながらつけている方、自宅で頻繁にピーリングしたりスクラブ入りの洗顔料を使用したり、マッサージや美容機器で顔を毎日ゴロゴロやっている方、ついつい顔を触っている方。。これらひとつでも当てはまる方はせっかく高額な治療をしてもすぐに再発してしまったり逆に色素沈着などを起こし悪化してしまったりすることがあります。

なので患者様が「シミの治療をしたいです」とおっしゃって、すぐに「はい、この治療をしましょう」で診察終わりではありません。「(いや、待てよ、、。頬に怪しいくすみがある。。もしや。。)」と、嫌な予感がしたら必ず、自宅でのスキンケアについて根ほり葉ほり聞いちゃいます。医師側が治療の選択を慎重に行うのはもちろんのこと、患者様の誤ったスキンケアをしていないかを聞き出し正しい方向に導くことはさらに重要なのです。

たまにレーザーで治療すれば、特に自分で気を付けなくても、解決~、自宅では何やっても良いもんね~とは決していかないのです。シミ治療は患者様本人の理解と協力無くしては改善は難しいのです!

 

気候が涼しくなってきても内心は熱く!表情と口調は穏やかに(笑)引き続き診療に当たっていきたいと思います!

 

 

 

 

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